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北部ペルー遺跡探訪の旅:チャチャポヤス、カハマルカ
チャチャポヤス
第二のマチュピチュ遺跡として世界的に注目されるのは、北部ペルーのチャチャポヤスです。アンデス先住民ケチュア族の言葉で「雲の上の人々」を意味するチャチャポヤスは、標高3000~4000mの山岳地帯に位置します。9世紀頃から発展したチャチャポヤス文明は北部ペルーで繁栄しましたが、15世紀頃からインカ帝国の一部に統合されたと言われます。
マチュピチュに匹敵する規模のクエラップ遺跡、断崖の窪みに家型や人型の墓でミイラを埋葬した「空中墳墓・カラヒアの棺」もチャチャポヤスの名所です。
首都リマから国内線も就航することで、ペルーでも最も注目される遺跡群です
カハマルカ
ペルー北部で最も重要な都市カハマルカは、チャチャポヤスとともに周遊する遺跡ツアーがお勧めです。
インカ帝国最後の皇帝アタワルパは、カハマルカでスペイン人の侵略者フランシスコ・ピスコに捕縛されました。幽閉された部屋を満たす金塊を身代金としてインカ帝国に請求した逸話は有名です。この身代金を請求した部屋は観光地としても有名です。また、周辺にはクントゥルワシ遺跡など急峻な山域に中規模の遺跡が点在します。
チャチャポヤスの気候
チャチャポヤス周辺は、標高2000mを越える高原ですが、アマゾンの影響を強く受ける地域です。熱帯性の気候で湿度がありますので、温暖で雨も降る気候ですので、服装に気を付けましょう
・平均気温:10~23°
・標高2000m~3000m
クエラップ遺跡
かつてインカ帝国に対抗した国「チャチャポヤス」の首都と言われるのが、クエラップ遺跡です。標高3000mの山上の尾根に約1kmほど細長く建設されました。円形の家の跡は450以上に上り、人口は4000人と推定されています。
都市機能とともに、城塞としても機能して周囲の谷を守っていたといわれます。
レバッシュ&レイメバンバの霊廟
谷間の道を約1.5時間ほど歩くと、断崖に嵌め込まれるように作られた家が見えてきます。これらの家はチャチャポヤスの人々の墓であるといわれ、多数の人骨が見つかっています。
カラヒアの棺
標高2800mの深い谷の断崖に、人型の棺が6体並びます。約2mの棺はその装飾と彩色から、チャチャポヤスの王族の墓と考えられています。
ゴクタの滝:展望ハイキング
密林の森に流れる約800mの大瀑布です。上段230m、下段540mの二段に分かれ、世界有数の落差の滝です。野鳥や熱帯の植生が美しいジャングルで、ゴクタの滝を目指すハイキングも可能です。
モデルプラン/チャチャポヤス
チャチャポヤス探訪6日間
1日目:リマ→チャチャポヤス
国内線で、チャチャポヤスへ
専用車でホテルへ
チャチャポヤス周辺泊
2日目:
レバッシュの霊廟&レイメバンバの霊廟を訪問
チャチャポヤス周辺泊
3日目:
クエラップ遺跡&チャチャポヤス市内観光
チャチャポヤス周辺泊
4日目:
カラヒアの棺観光
ゴクタの滝周辺泊
5日目:
ゴクタの滝ハイキング
ゴクタの滝周辺泊
6日目:
専用車で空港へ。
国内線でリマへ。
チャチャポヤス探訪4日間
1日目:リマ→チャチャポヤス
国内線で、チャチャポヤスへ
専用車でホテルへ
コカチンバ、またはチャチャポヤス泊
2日目:
ゴクタの滝ハイキング
コカチンバ、またはチャチャポヤス泊
3日目:
クエラップ遺跡&チャチャポヤス市内観光
チャチャポヤス周辺泊
4日目:
専用車で空港へ。