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ユニオングレイシャー発着・南極点を目指す究極のトレッキング
南緯89度から南極点の南緯90度へ1度分の108kmを、テント泊トレッキングで歩く究極のトレッキングです。南緯89度で小型飛行機を降りてから、約30キロの橇を引いて1週間ほど歩きます。
標高3000mの南極点を目指して、大雪原を歩きましょう。
日程表
●「南極大陸」出発前の行程
①日本から、チリの首都サンティアゴへ。国内線で、プンタアレナスへ。南極出発の2日前に到着しましょう。
②プンタアレナスで説明会(ブリーフィング)と持ち物検査を行います。
●日程表
1日目:プンタアレナス→南極大陸
※天候状態をフライト可能と判断した場合に、宿泊ホテルにお迎えにあがります。
航空便で南極大陸のユニオン・グレイシャー(標高750m)のテント村へ(所要約4.5時間)。
着後、テントのチェックインやキャンプ使用のブリーフィングをしてから、歓迎ディナー・パーティが催されます。
2~3日目:ユニオン・グレイシャー滞在
ツアー準備。天候予備日を兼ねます。
◎ブリーフィング:ツアー運営における環境や安全に関する説明を、ガイドが行います。
◎装備チェック:装備チェックを行い、使用法なども再チェックします。
◎1泊2日トレッキング
ユニオン・グレイシャーのテント村から徒歩で離れて、実地練習を行います。テントの張り方、橇の引き方を学び共同装備や食料を分担します。
4~11日目:テント泊トレッキング~南極点
小型飛行機で、スィール山で給油を行い、スタート地点の南緯89度(標高2800m)へ向かいます。
クロスカントリースキーを履いて、スタートします。高所順応を踏まえて、ゆったりとしたペースで進みます。
ほぼ平坦な節減をひたすら前進します。1日の歩行距離は約14~16km、約8時間の行動時間で、1週間での南極点(標高3000m)の到達を目指します。
かつて100年前に南極点に到達したアムンゼンやスコットと同じ風景を見ながら、南極点に到達します。
南極点の横のアムンゼン・スコット科学基地の内部を見学しながら、ユニオン・グレイシャーからの航空機を待ちます。
航空機でユニオングレイシャーのキャンプへ(所要約4~6時間)。着後、お祝いのディナー・パーティをします。
※天候予備日を1日含みます。
12日目:ユニオングレイシャー→プンタアレナス
航空便で、チリ最南端のプンタアレナスへ。
着後、専用車でホテルへ(宿泊費用は別)
料金表・日付
- 2019年12月7日~12月18日
- 2019年12月18日~12月29日
- 2020年1月3日~1月14日
●料金:US$64,500
※プンタアレナス(チリ)発着12日間
<注意事項>
南極大陸は地球で最も孤立した特殊な環境です。現場ではツアー主催ALE社の判断で変更をする場合もあります。
・ツアー主催会社:ALE
<料金に含まれるもの>
・プンタアレーナスでの出発前ブリーフィング
・南極大陸行きフライトの往復(プンタアレナス市内ホテル⇔空港間)の専用車送迎
・プンタアレーナス⇔南極大陸間往復の航空機
・日程表に記載された、大陸内での航空機
・南極大陸内における食事と宿泊
・ツアー中のキャンプ一式、そり、ハーネスなど
・旅行ツアー中におけるALEスタッフ医師とガイドのサポート代金
<料金に含まれないもの>
・日本/プンタアレーナス(チリ)の国際線の航空券代金
・プンタアレーナス滞在中の食事代、宿泊代
・個人的性質の装備品、防寒服、スキー、ブーツ、ストックなど
・フライト遅延時のプンタアレーナス滞在時にかかる諸経費(食事代、宿泊代など)
・海外旅行傷害保険代金(治療・救援費用を含む)
ユニオングレイシャー・キャンプとは
南極半島の付け根に近い、エルスワース山脈の山麓にあるユニオン氷河の上にあるベースキャンプがユニオングレイシャー・キャンプ(標高700m/南緯79度・西経82度)です。ツーリストが訪れる夏にはテント村が設営されて、食堂やトイレも完備した快適なベースキャンプです。
このユニオングレイシャー・キャンプを基点に、南極最高峰ビンソンマシフや南極点などへの極値ならではのツアーが催行されます。
・アクセス
チリ最南端の町・プンタアレナスから、航空機で約4時間ほどで到着します。空港からベースキャンプへは極地の特殊車両で移動します。
・快適な設備
キャンプは11~2月の夏季のみ営業しています。保温性の高い宿泊テントは2名で1張り使用します。極地用の寝袋とマット、そして枕も用意しています。
食堂には、世界中からアドベンチャー好きなツーリストが集まり賑やかです。チリから空輸した食料があるので、ワインやビールを始め、肉や魚なども豊富に用意しています。