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地球最古の山:ロライマ
地球最古の大地「ギアナ高地」は、大陸移動説(プレートテクトニクス)の回転軸と言われ、20億年前の地表が露出しています。
100以上あるテーブルマウンテンの中で、「ロライマ」はアクセスがしやすいことで有名です。
とはいえ、ロライマへは、首都カラカスから国内線でプエルトオルダスへ移動、ここからさらにチャーター・セスナ機か、専用車(陸路8時間)での移動が必要です。
ロライマを堪能するには、時間があるのであれば、山上を往復するテント泊トレッキングがベストです。
しかし、時間や体力的にトレッキングできない方には、山麓からのヘリコプター遊覧飛行がお勧めです。
ロライマ山麓には、ヘリコプターは2・3機あるだけですので、非常に料金は高いです。他の旅行者との混載(相乗り)はありませんので、グループでの貸し切りが基本です。乗客4~5人乗りが基本で、一機1時間ほどのチャーター費用は2500ドルほどです。
高額ではありますが、その分展望できる景観は、ギアナ高地だけのものです。
そして、ロライマ山上に着陸する場合には、さらに800~1000ドルほどのコストは必要ですが、ロライマ山上での滞在3時間(+トレッキング)をすると、20億年前の大地を目の前にすることができます。
進化から取り残されたカエルは跳ぶことを知らずに這って歩き、奇岩は散らばり、奇妙な形の植物が生息する。
ジュール・ベルヌの「失われた世界」の舞台となったギアナ高地、ぜひ訪問してください。