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ウユニ塩湖で撮影する星景写真
ウユニ塩湖に水が張り、鏡のように空を反射するのは、雨季の1~3月頃です。
この時期は天候の変化が激しいのですが、風景はドラマチックに変化するのが魅力です。
この星空の写真を撮った日、ウユニ塩湖の上空は晴れていましたが、塩湖の東側の山脈の上には絶えず入道雲が浮かんでいました。
低速度撮影で雲の動きを30分ほど撮影してみると、雲はもくもくと発生しては東のアマゾン方面へと流されていました。標高3800mのウユニ塩湖ですが、飛行機で1時間も東に向かえば、アマゾンの低地に到着するほどに、ボリビアのアンデス山脈は一気に標高を下げます。
空は晴れているものの、夕方から風が吹き始めたために水面にはさざ波が立っていましたが、それでも湖面に不思議に星空が反射する写真を撮影できました。
すると、山脈側の入道雲がピカピカと光り始めました。音も聞こえないほどに遠いので、空は不気味に点滅しています。東側の山脈のあちこちで光っているので、アマゾンの方では、きっと大雨が降っているのでしょう。
真っ暗な塩湖で、点滅する稲妻が照らす風景は、黙示録ともいえる不気味でいて美しい風景でした。
【動画】ウユニ塩湖:雲と夕日の絶景「塩のホテル」滞在編
【動画】ウユニ塩湖でグランピング:エアストリーム泊の絶景旅行
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