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サリーナス・グラン塩湖とは
サリーナス・グランデ塩湖は、標高4100mのアンデス高原に位置する巨大な塩湖です。アルゼンチン北部サルタ地方において、サリーナス・グランデ塩湖はハイライトのような存在です。
インカ時代の趣を今に残すウマワカ渓谷から高原に抜けると、そこは月面世界のような別世界です。そんなアンデス高原(アルティプラーノ)で、サリーナス・グランデ塩湖はさらに異世界的な場所です
サリーナス塩湖に開けられた細長いプールは、塩を採取するための溝です。この溝に貯まる水は太陽の角度が高い時間帯には、エメラルド色になり美しいです
サリーナス・グランデ塩湖の起源
サリーナス・グランデ塩湖の起源は500万年~1000万年前に遡ると言われます。かつて海であったアンデス山脈が大陸移動(プレートテクトニクス)の造山運動により形成される中で、サリーナス・グランデ塩湖は海から切り離されて、内海となりました。
大地はさらに隆起していまのアンデス山脈に至る中で、サリーナス・グランデ塩湖では海水の塩が濃縮して、今の塩湖を形成しました。