アルゼンチン北部、チリ・ボリビア・パラグアイ国境付近が「サルタ」地方です。
アンデス山脈の高原と亜熱帯地域との間で、基点となる町はサルタ(1200m)です。ブエノスアイレスから国内線が就航することで、サルタ地方の旅行の基点となっています。この地域の魅力は、多様なアンデス山脈のサルタならではの一面を見ることができることでしょう。
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ウマワカ渓谷:7色の谷とインカ先住民の村
ウマワカ渓谷は、ハイライト的な場所です。ボリビア国境まで続く南北に長い谷は、前インカ時代の遺跡が点在し、カラフルな民族衣装をまとうアンデス先住民が暮らす土地です。ウマワカに点在する遺跡を見ていると、彫刻などを見ていると、ペルーやボリビアのインカ中心部とは文化が少し異なったことが分かるでしょう。
この渓谷の岩石には、多量の鉱物が混じることから、陽光の当たり具合によっては、虹色に輝くことがあり「7色の谷」と呼ばれます。
ウマワカ渓谷の近くには、もう一つの名所があります。ウユニ塩湖に次ぐ広さと景観を有する「サリーナス・グランデス塩湖」です。地平線まで続く塩の平原で、ピクニックも良いものです。
まだあまり観光化されていない訪れる人が少ないのもポイントです。
カファジャテ渓谷:奇岩の谷とワイン産地
時間があれば、カファジャテ渓谷とワイナリー地帯もお勧めです。この渓谷も深く独特な色をした岩石群が広がります。そして、この地域は、アルゼンチン第2のワイン地帯でもあります。ワイナリーを訪問して、アルゼンチン・ワインを楽しむのも良いでしょう。
これらの地域は、ブエノスアイレス発着で、5・6日間で巡ることができます。弊社手配では専属英語ガイドが同行します。
チリ:サン・ペドロ・デアタカマへの国境後越えも可能
また、チリ国境が近いことから、チリ側のアタカマ高地(サンペドロ・デ・アタカマ)へ、アンデス越をすることができます。この国境越えは一般の長距離バスで一日かけて移動(弊社手配可能)することになります。サルタを3日ほど巡り、国境越えに1日、サンペドロデアタカマで2日ほど巡れば、ブエノスアイレス(アルゼンチン)発/サンティアゴ(チリ)着で6・7日間ほどの旅程にすることも可能です。
専用エリア紹介ページ:サルタ
●エリア紹介ページ:サルタ地方