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アンデス山脈と朝日の絶景撮影
山で最も神聖な時間は、朝日の時間ではないだろうか。
暗闇に星が瞬く時間から撮影場所に待機して、山を見てじっと過ごす時間は、瞑想にも似た大切な時間だと思っています。
薄明に山が浮かび始める黎明は、特に好きな時間帯です。
周りの世界もまだ薄くぼんやりとして、生き物も息をひそめ、静寂に包まれています。
山頂部に朝日が当たると、まるでトーチのように山の先端が朝焼け色に輝きます。
紫色から始まり、ダイナミックな橙色になると、朝日は山全体を照らすようになります。
不思議なことに、朝日が射し始めると、まるで示し合わせたかのように、鳥たちがさえずり始めます。
橙色から黄金色に変わると、山は眩しいほどに輝き、黎明から始まる朝日のショーは終了となります。
ペルー・アンデス山脈の名峰ワンドイ
ペルー・アンデス山脈のブランカ山群(ワスカラン国立公園)は、赤道に近い緯度にありながら、氷河に覆われた山が林立しています。ペルー最高峰ワスカラン(6768m)を始め、5000~6000m峰が集中する南米でも屈指の名峰群です。
ワンドイ峰(6395m)は、角のような4つのピークによる独特な山容が特徴です。
見る場所によって、実にいろいろな表情を見せてくれる名峰です。
【動画】ペルーの絶景集:悠久のアンデス山脈と古代文明、世界遺産マチュピチュ
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