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ウルバンバ谷の田園風景
古都クスコからマチュピチュ遺跡へ向かう車窓からは、のどかなアンデスの田園風景が広がります。
多くのツーリストが通り過ぎてしまうこの田園風景には、古代から2000年以上の歴史がぎっしりと詰め込まれています。
この地域、クスコとウルバンバ谷の間は、インカ帝国の時代から穀倉地帯、皇帝の避寒地、そして農業試験場など、インカの中枢として機能していました。
標高約3300mの古都クスコの高原地帯から、一気に谷を下ると少し空気が和らぎ過ごしやすいことに気づくでしょう。
ここは低地アマゾンとを結ぶ天然の関所でもあり、隠された聖なる都市マチュピチュへの街道の中継点でした。
人々は今も伝統的な衣服をまとい生活をしています。
農業に従事する人が多く、高原からウルバンバ谷にかけて、一面が畑に覆われています。ここもまた古代の人々が開拓した土地を人々は守り続けています。
文明の中心としてのかつての賑わいはありませんが、ある役目を終えた谷に流れる静かな時間と、素朴な生活風景を見ることができます。
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