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ペルー料理の代表料理セビーチェ
いま世界で最も注目される料理は「ペルー料理」ではないだろうか。
インカ文明から続く伝統料理に、日系人・ヨーロッパ人、中国人の食文化が混じり合い、「ペルー料理」という一つの体系が出来上がったのです。
ペルー料理で最も料理は、「セビーチェ」でしょう。
セビーチェとは、太平洋の新鮮な魚介類のマリネです。その土地ごとに様々な種類のセビーチェがある、まさに国民的な料理です。白身魚に、トマト、タマネギ、パセリを混ぜ合わせ、たっぷりのレモン汁と香菜をふりかけます。
そして、このセビーチェが、ペルーでは絶品なのです!!
山の幸・ルピナスのセビーチェ
アンデス山脈の乾季は、4月中旬から始まります。
この乾季の初めは実にいろいろな花が咲きますが、特に目立つのはルピナスの花でしょう。
ルピナスはアンデス原産で、その種は食用としても利用されます。
海が遠いアンデス山脈では、魚の代わりに、ルピナスの種をメインにしてセビーチェを作ります。
種には毒が含まれるので、昔ながらの方法で、川の流水に数日ほど漬けて毒を落とします。
ペルー料理で「セビーチェ」といえば、海岸地方の魚のマリネが定番ですが、山岳地帯ではルピナスでセビーチェを作ります。
腕の良いシェフが作ると驚くほど美味しい。
ツーリスト向けのレストランではなかなか食べることのできないローカルな絶品ペルー料理なのです。
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