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南米随一の山岳展望を誇る、ブランカ山群
南米を代表する高峰が集中するペルー・ブランカ山群(ワスカラン国立公園)は、南米で最も壮麗な山が集中している地域と言ってもよいでしょう。
その迫力はヒマラヤに引けを取らないほどの密度の濃さを誇ります。
車道が発達していることから、日帰りハイキングや、車のみを使っても山岳展望を十分に楽しむことができます。
しかし、やはりテント泊トレッキングで奥に入り込まなければ、見ることができない山や景色があります。
テント泊縦走トレッキング
ブランカ山群の核心部ともいえる迫力の展望が続くサンタクルス谷を3泊4日で歩くコースは、南米でも随一の山岳展望を楽しめるコースです。
ハイライトは越える最高地点・ウニオン峠(4750m)です。峠からは、タウリラフを間近に望みます。
アルパマヨ(東面)、チャクララフ、アルテソンラフ、キタラフなど、5000-6000m峰が次々に現れる屈指の山岳展望を誇るコースなので、この「サンタクルス谷トレッキング」をお勧めしています。
トレッキングの付帯サービス
トレッキングには、専属トレッキング・ガイドを始め、専属シェフ、アシスタント、共同装備を運ぶロバ(またはリャマ)の馬方が同行します。
キャンプの限られた環境の中で、シェフは知恵の限りを尽くして、ペルー料理や和食などを作ってくれます。きめ細かなおもてなしの精神で、体調管理を手伝ってくれます。
日本人のアテンドに慣れたスタッフが、心の限りに笑顔をサービスを提供してくれるので、ブランカ山群を一度歩くと、スタッフにも再会するためにきっと再訪したくなるものです。
「サンタクルス谷」は随一の展望と、適度な体力の消費で歩ける完成度の高いトレッキング・コースです。
テント、携帯トイレ(テント型)、寝袋、マット、テーブル、椅子は現地で用意して、運搬はロバが行います。
また、衛星携帯電話はガイドが所持しており、起点の町・ワラスの事務所とは定時に交信もしているので、安心してすべてお任せいただけます。
再訪すれば、次にはもっと奥深く「アルパマヨ・ベースキャンプ」や近郊の「ワイワッシュ山群」を歩くコースなど、様々なバリエーションへと興味が向かうでしょう。
手軽に日帰りハイキングや専用車利用で巡るブランカ山群もとても良いのですが、テント泊の縦走トレッキングだから見れる景色があるのです。
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