目次
パタゴニアの秋:森が真っ赤になる理由とは
パタゴニアの紅葉は真っ赤になります。
日本の紅葉よりも赤いことに嫉妬さえ覚える人がいるほどで、「森が真っ赤になるなんて信じられない」というわけです。
これほどまでにパタゴニアの紅葉が赤い理由は、とても単純です。
パタゴニアの森を構成する樹木の大半が、南極ブナ(ナンキョクブナ)であるからです。
南極ブナの落葉性の「レンガ」という樹木は、パタゴニアの森林のほとんどを占めるほどに繁栄しています。
そのため、まるで示し合わせたかのようなタイミングで、ほとんど同じ色で一斉に赤くなるのです。
他方、日本の紅葉は綺麗で風情がありますが、雑木林です。いろいろな樹木がそれぞれの秋色を出します。
もみじが山全体を覆うこともないですので、パタゴニアほどに山全体が紅葉に染まることはできないのです。
ケンコー・トキナー ギャラリーで3月3日まで開催する写真展「パタゴニア」では、パタゴニアの紅葉の写真も展示します。
ぜひご覧いただければと思います。
松井の在廊日時(最新版)/ケンコー・トキナー ギャラリー 写真展「パタゴニア」
《松井の在廊日時/ケンコー・トキナー ギャラリー》
26(水) 12:00~18:00
27(木) 13:00~18:00
28(金) 12:00~17:00
3/1(土)、2(日)、3(月) 12:00~18:00
ケンコー・トキナー ギャラリー(中野)にぜひお越しください。