Loading

風景写真家・松井章のブログ

パタゴニアの大草原の家

パタゴニアの大草原の家と暮らし


南極から吹く強い風が、パタゴニアの風景を形作っています。

この風はアンデス山脈には膨大な降水をもたらし、その東にはどこまでも乾燥した草原が広がります。

パタゴニアでは、住宅は風の影響の少ない場所に建てられています。
風速20mを超える風が日常的に吹くので、展望よりもまず、風の吹かない小さな谷や鞍部にあるオアシスが選ばれます。

家はさらに防風林に囲まれているので、敷地に入ると風がぴたりと止むものです。
上空からは絶えず風の音が聞こえるものの、不思議と敷地内に吹くのはそよ風程度なのです。

家はもちろん平屋で、薪ストーブの煙突は必ず付いています。
必要最小限な物に囲まれた質実剛健さが、草原の暮らしです。

パタゴニアが紅葉に燃える「秋の南極ブナ」

雲と風の大草原:パタゴニアのパンパへ

関連記事

  1. 180°SOUTH

    2011.01.09
  2. フォト・ギャラリー「レンソイス」:新ページのご案内

    2020.04.30
  3. アタカマ砂漠の花園:エルニーニョ現象と生命の連鎖 3つの不思議

    2019.12.30
  4. 情熱的なアルゼンチン人を理解するために

    2024.01.15
  5. 南米の伝統料理:エンパナーダ(ミートパイ)

    2017.12.23
  6. アルパカの楽園へ/アンデス高原の原風景

    2023.09.27
パタゴニア
2024年12月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP