Loading

風景写真家・松井章のブログ

【野生動物の写真撮影】南米のラクダ“グアナコ”


南米のラクダは主にアンデス高原に生息しているが、グアナコは低地に適応しています。乾燥した草原を好み、パタゴニアの大草原でなら、どこでも見ることができます。

グアナコを至近距離で撮影するコツは、他の野生動物と同様に静かに根気良く同じ時間を過ごすことでしょう。

できれば風下であれば警戒されにくいが、何よりも大事なのは同じ目線で静かにじっとしていることだと思います。

警戒は徐々にほぐれていき、お互いの間合いは徐々に縮まっていきます。それでも、ある間合いを越えてしまうと逃げてしまうので、最短の間合いを掴んだら、あとは草原から顔を出して、彼らが見ている世界を感じることが理想です。

そんなゆったりと流れる時間を野生動物と共有できたなら、それはとてつもない幸運なことなのです。(チリ・パイネ国立公園)

フォト・ギャラリー「パタゴニア」:新ページのご案内

ペルー旅行の魅力を解説④:南米一の山岳展望“ブランカ山群”とワスカラン国立公園

関連記事

  1. 北極クルーズ⑤:北緯80度の海氷帯へ

    2022.07.19
  2. 写真を展示:小川清美 写真教室『はじめの一歩写真展』

    2017.10.03
  3. ブラジル・レンソイス縦走トレッキング2019②:水晶の砂漠が秘める美

    2019.11.19
  4. パタゴニアの変化自在な「レンズ雲」の魅力/フィッツロイ山麓

    2017.06.23
  5. 夕日に染まるレンソイス砂漠(ブラジル)

    2024.01.13
  6. パタゴニアのプロテア:真紅の花「ノトロ」

    2015.08.21
パタゴニア
2025年1月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP