Loading

風景写真家・松井章のブログ

【新ルート】パタゴニア・フィッツロイ山群:氷河回廊トレッキング5日間

パタゴニア・トレッキングの新ルート

パタゴニアの名峰フィッツロイ周辺には、初級者の日帰りハイキングから上級者向けのエクスペディションまで様々なトレッキング・コースがあります。
まだ開拓されたばかりの新ルートのトレッキング手配を開始しました。チャルテン村を基点に、出発地点まで専用車で約4時間かかる秘境のルートです。

このルートには私有地も含まれているので、許認可の問題でなかなか実用化されなかったルートです。

年間2,3グループしか歩かないルートですので、ほとんど人が訪れることのないという意味で、「原始のパタゴニア」の風景の中を歩ける貴重なルートです。

コースが遠隔地にあるために、スタッフの移動などにも費用がかかるため、4名以上のグループでの手配が基本となります。

パタゴニア・フィッツロイ山群のオートルート:氷河回廊トレッキング5日間

20世紀初頭のパタゴニア開拓時代に、多くの探検隊がパタゴニアの未踏の山々を歩きました。
この新ルートでは、約100年前の開拓時代からほとんど手つかずの景色が広がっています。パタゴニアの原始の自然を体感して、壮大な氷河や岩峰群を望みます。
2回目・3回目の方には、ぜひお勧めしたいコースです。

テント、マット、食料の全ては、ガイド達と分担して自分たちで運びます。また、テント設営・撤収では積極的にお手伝いしていただきます。
※ポーター希望の方には、オプションでポーターを手配します。共同装備を運ぶポーターを、グループで1名か2名を手配するのがベストです。緊急時には、ポーターはガイドとともに安全管理でも活躍するでしょう。
※トレッキング適期:11月中旬~3月下旬

モデルプラン:原始のパタゴニアを歩く

1日目:日本発
2日目:ブエノスアイレス着。国内線で、カラファテへ。専用車に乗り換えて、チャルテン村へ(所要約3時間)
3日目:スタッフとブリーフィング。荷物の計量などを行います。
4日目:<トレッキング1日目>専用車でスタート地点へ(所要約3時間)。トレッキング(徒歩約6時間)テント泊
5日目:<トレッキング2日目>トレッキング(徒歩約7時間)テント泊
6日目:<トレッキング3日目>トレッキング(徒歩約8時間)テント泊
7日目:<トレッキング4日目>トレッキング(徒歩約7時間)テント泊
8日目:<トレッキング5日目>トレッキング(徒歩約5時間)。終了後、専用車でチャルテン村へ(所要約3時間)
9日目:国内線でブエノスアイレスへ。国際線空港に移動して、国際線に搭乗
10日目:北米・欧州・中東経由で、帰国の途へ
11日目:日本帰着

関連ページ:パタゴニア・トレッキング












アラスカの氷河ロッジ「シェルドン・マウンテン・シャレー」

ペルー・レインボーマウンテンとアウサンガテ山群:3つの歩き方

関連記事

  1. パタゴニアの秋:フィッツロイで過ごす、荒天の停滞日

    2016.03.29
  2. アルゼンチン開拓のシンボル:パタゴニアを駆ける牧童・ガウチョ

    2016.12.19
  3. パタゴニア・フィッツロイ峰の荘厳なモルゲンロート

    2014.04.09
  4. 『白いオオカミ ~北極の伝説に生きる~』伝説の写真家の傑作

    2018.06.05
  5. フィッツロイ山麓・ピエドラブランカ氷河の急激な後退

    2014.02.27
  6. パタゴニア/写真展「南米大陸の幻想風景」撮影エリア紹介①

    2021.03.13
パタゴニア
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP