パタゴニアの2大山群といえば、アルゼンチン・フィッツロイ山群とチリ・パイネ山群です。
南部パタゴニアの南北およそ300キロほどの地域に、パタゴニアを代表する景観が奇跡的に凝縮されています。
パイネ国立公園のペオエ湖畔で迎える朝と夕方は、“天候”という天による絶妙な匙加減により、幻想的な光と山の絶景に恵まれることがあります。
上空で吹く暴風により、雲は刻々と変化しています。
日没時の斜光線の一線が、その雲間に差し込む一時に、時に神々しいほどの景観が目の前に現れます。
この写真は、そんなとてつもない幸運の一瞬に立ち会えた時に撮影しました。