Loading

風景写真家・松井章のブログ

パタゴニア-マゼラン海峡から、プエルトナタレスへ


マゼラン海峡のプンタアレナスから、パイネ国立公園の玄関となるプエルトナタレスへ。

この道は強風に見舞われることが多い道で、吹く時には常に西から吹いてきます。
そのために、木も風向きに合わせて育つほどです。

この強烈な西風は、太平洋からやって来るので、とても湿った空気です。
チリ側のパタゴニアには、この湿った西風が直接ぶつかるので降水量が多く、結果として、南極ブナに覆われることになりました。
アルゼンチンとの国境を成すアンデス山脈に湿った空気がぶつかることで、西側のチリ側には大変な降雨をもたらすのです。

幹や枝、そして根が複雑に絡まり合い、風に翻弄されながら、樹海のように発達した原生林には、なかなか人が入りこむことができません。
この原生林の伐採が、チリ・パタゴニアの開拓民の最初に取り掛かった大仕事でした。

パタゴニア:プンタアレナスで食べる絶品、パタゴニアの羊

パタゴニア:パイネ国立公園の展望の宿で山岳写真撮影

関連記事

  1. 『白いオオカミ ~北極の伝説に生きる~』伝説の写真家の傑作

    2018.06.05
  2. アートフォト・ギャラリー「1x」選出作品/パタゴニアの紅葉

    2023.05.12
  3. パタゴニア・フィッツロイ峰の荘厳なモルゲンロート

    2014.04.09
  4. 劇的に色彩が変化するフィッツロイの朝焼け<パタゴニア>

    2015.12.16
  5. マルコーニ氷河の末端部から、パタゴニア氷原へ登る

    2015.05.13
  6. パタゴニアの伝説的な探検家 デ・アゴスティーニ神父①

    2021.10.22
パタゴニア
2024年10月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP