目次
フルマラソンで走る地中海の古都パルマ
毎年10月に開催されるマヨルカ島の「パルマ・マラソン」を動画にしました。
スペインの地中海に浮かぶマヨルカ島(マジョルカ島)は、バレアレス諸島で最も大きな島です。パルマはローマ時代からの無数の遺構が残る街で、地中海の青と迷路のような旧市街の街並みが魅力です。
このパルマ市街を走るのがパルマ・マラソンです。
今年のマラソン参加人数は約1万人で、そのうちの9割近くがハーフマラソンに参加、約千人がフルマラソンに参加しました。制限時間は6時間30分で約900人が完走しました。
動画はフルマラソン版です。
※高画質で視聴する場合は、「設定」→「画質」で4Kで見ることもできます。
パルマ・マラソンのコースと対策
地中海のマヨルカ島は、アフリカから吹く温暖な風の影響で、10月でも半袖で歩けるほどに暖かいです。そして、地中海性気候により、乾燥しているものの晴れの日が多く、日中の気温は最高で30℃まで上がります。
パルマ・マラソンでは、旧市街の中心地である大聖堂(カテドラル)を基点に同じコースを2周走ります。
前半の1~10キロ、20~30キロは海岸線を走ります。地中海を見ながら爽快な景色ですが、日影がないことに要注意です。2周目では日差しが一番強くなるので30℃前後に上昇します。給水ポイントは少なく、約5キロに一つの割合であります。水はペットボトルで配られるので、常時片手に水を持っていないと熱中症になりかねないです。
パルマ・マラソンではこの海岸線での暑さ対策が最も重要となるでしょう。
後半の10~20キロ、30~42キロは旧市街の迷路のような路地を走ります。中世の古い町並みの道は、石畳の古い道です。なかには2000年前のローマ時代の基部も混在しているでしょう。
歴史的な街路を走り見学できるのは、パルマ・マラソンの大きな魅力と言えるでしょう。