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レンソイス砂漠トレッキングの魅力
ブラジル・レンソイス砂漠の砂は、“水晶”の細かい粒でできている。
乾いている時には、その砂漠の表面は真っ白になり、順光の下では眩しいほどだ。
大西洋を目指すテント泊トレッキングでは、この砂漠を縦断する。または、オアシスのロッジを宿泊して、2~3泊で縦断する方法もある。
もちろん日帰りハイキングだけで歩くのも可能(※専属ガイドが必要)だが、すれ違う人のない無人の砂漠で、朝から晩まで砂漠にいることができるのは、テント泊トレッキングだけの特権だ。
乾季の初め、満水の時には1万個とも言われる大量の湖が姿を現す。
一つ一つの湖が、それぞれ別の色を持っている。
青と緑をベースに、多様で微細な配色には驚くばかりだ。
何も無い砂漠に見えるが、ここにも百数十年ほどだが人の歴史がある。
かつてポルトガルの統治時代に連れてこられた奴隷が、レンソイスのオアシスに逃げ込んで住みついたのが始まりだ。
湖と砂丘を縫うように歩きながらも、馬方を務める地元民は迷うことはなく先頭を歩いていく。
一見無人の土地に見える砂漠にも、人の暮らしと歴史があるのだ。
レンソイスのベストシーズンは、6月~9月
・「縦断トレッキング」では、トレッキング・ガイドの事前確保が重要になるので、予約は早い方が良いです。テント泊、あるいオアシスのロッジを利用して縦断も可能です
・「日帰りハイキング」では、午前・午後の2部に分けて、もっと気楽に歩くことも可能です。
食事は、オアシスで素朴ながら美味な民族料理を食べます。弊社のトレッキング・ツアーでは、現場でも美味しい食事を食べれるように手配しています。