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レンソイス砂漠の個性的な野生動物たち
無数の湖の絶景で有名なレンソイス砂漠では、一見すると生き物の気配が無いようですが、よく見るとあちこちに野生動物を見ることができるでしょう。
レンソイス砂漠の野生動物のほとんどは、周囲を流れる河川で生きています。
河口の海水と淡水が混ざる汽水域では、世界で最も高いマングローブの木が森林を形成しています。
このマングローブ林に多くのエビやカニの甲殻類が生息していて、周囲の野生動物はそれを糧に生きています。
特に美しいのが、ショウジョウトキです。
マングローブ林の甲殻類を主食とするので、赤い色素が移り、体が真っ赤に染まっています。
見事な深紅で、夕日に当たるとまぶしいほどに反射して、まるで輝いているようです。
オマキザルは、マングローブ林に暮らす小型の猿です。
体長は40cmほどで、好奇心が旺盛なので、人の声が聞こえると近づいてきます。
白いサギは、世界のどこでも見れる鳥です。
このときは発情期で、嘴(くちばし)が婚姻色で黒く染まっていました。