コカ・コーラはアメリカ生まれのものだが、実は消費量においてはメキシコに一位の差を奪われてしまったそう。
あるデータによると、一人当たりの年間コーラ消費量がなんと225リットル!水道水が飲み水に適していないこと、蒸し暑い気候などが理由らしい。
本家アメリカや日本で売っているコーラは、血糖値がすぐに上がってしまうブドウ糖液で甘みをつけているのに対し、メキシコのものは、普通の砂糖を使っているから「メキシコのコーラはナチュラル」らしいです。
このメキシコ産コーラにこだわりをもつ人たちのために、移民が多いアメリカでは、メキシコ産コーラを逆輸入しているほど。
でもこの消費量のせいもあって、メキシコは肥満においても世界一になってしまった。
◎中南米グルメ・コラム「ラテンの台所」:文/中島