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中南米グルメ・コラム「ラテンの台所」
トルティーヤとは、トウモロコシの粉から作った薄いパンのようなもので、タコスの皮といった方が日本の皆さんには分かりやすいかも。メキシコ、グアテマラ、ホンジュラスの辺りで主に食されていたが、今ではアメリカの一般家庭でもごく日常的に食べられる。これで豆や肉を包んで、ピリ辛ソースをかけたものがタコスだが、日本で言うご飯とおかずのような感覚で、メイン料理が何であれ、毎食必ず食卓に上る。
一枚一枚焼くのには時間と手間がかかるので、多くの人は専門店で購入する。メキシコの街角にはトルティーヤ専門店、トルティジェリーア(TORTILLERIA)があり、値段は1キロ120円ほど。乾燥しやすく、作り置きができないので、その日のお客さんの数を見ながら随時この機械を動かしているようだった。
【文:中島】
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