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ブランカ山群の基点:ワラス
ペルー中西部の町ワラスは、トレッキングの基地として有名な標高3000mの高原都市です。ペルー最高峰ワスカラン(6768m)はワラス町のシンボルのような山です。ワスカラン周辺のワスカラン国立公園は世界遺産に登録されていて、南米で最も氷雪峰が集中することでも有名です。5000m~6000mの峰が林立して、赤道直下にも関わらず山に抱かれた氷河の数は600以上に上ります(熱帯氷河)。この南米屈指のアンデス山脈の支脈を「ブランカ山群」と呼びます。最高峰ワスカランを始め、世界最美の岩峰アルパマヨやピスコ、タウリラフやチョピカルキなど、壮麗な山々の迫力はヒマラヤに比するほどです
首都リマから航空便が就航しているので、わずか40分のフライトで到着します。上空からブランカ山群を望んでいると、ワラス周辺がアンデス山脈の核心部であることを理解できるでしょう
目的に合わせてアレンジできる山岳手配
ペルーの山岳リゾートとも言えるワラス周辺には、トレッキング、雪山登山、山岳写真の撮影など、ブランカ山群を目的としたツーリストが世界中から訪れます。
日帰りハイキングでアンデス山脈の雪山を望みたい方には、ラグーナ69(4580m)がお勧めです。エメラルド色に輝く氷河湖と雪山が目の前に迫ります。往復5時間のハイキングですが標高が高いので十分な高所順応が必要です。他にも、名峰ピラミデやワンツァン峰を望む往復2~3時間の手軽なハイキングルートもあります。
車を利用して雪山を展望することも可能です。専用車を使い、ヤンガヌコ湖周辺の道路を経由して、4800mの展望台を目指します。車でアプローチして高度感のある雪山を展望できて、高山病を発症する前にワラスに降りることができるのでお勧めです。山岳写真が好きな方にはお勧めです。少し標高を下げた地点で、花畑でフラワーハイキングをしたりもします
また、車で山岳展望エリアをいくつか巡りながら、朝日・夕日・星空を望むために、グランピング(豪華キャンプ)するような特殊な手配も人気です。ペルー料理の専属シェフや数人のスタッフがキャンプを運営するので、山岳展望ハイキングや撮影を楽しむことだけに集中できます。
テント泊トレッキングでは様々なコースがありますが、名峰タウリラフを望むユニオン峠(4600m)を周回する3泊4日のトレッキングが有名です。また、アルパマヨ峰のベースキャンプを往復するハードなトレッキングなど、望みたい山に合わせて、様々なルートがあります。
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