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風景写真家・松井章のブログ

ヒマラヤ山岳写真の撮影トレッキングとカメラ機材ポーター

ネパール・ヒマラヤで山岳写真を撮る時、一番大事なのはカメラ機材をどのように運ぶかでしょう。
弊社の手配では、カメラ・ザックだけを運び、アシスタントのように一緒に歩いてくれる「カメラ・ポーター」同伴をお勧めしています。

そして、“どの季節”に撮影に行くかです。

春先は、徐々に気温が上がり過ごしやすくなります。“シャクナゲ”も見ることができますが、アンプルナ山群ほどには生えていないので、エベレストと一緒に撮れるようなシャクナゲだらけのアングルは難しいです。

夏はモンスーンのために雨季となり、山を見るのには不向きな時期です。

秋は乾季の初め、空気も澄んでいて晴天率も上がる、ベストシーズンです。真冬も良いですが、一番気温が下がる時期でもあります。


最短の日数で歩く場合や、山の写真撮影をメインにする場合には、ナムチェ近郊のシャンボチェの丘での、ロッジ泊がお勧めです。

ナムチェ村の滞在では、人の生活も撮れるメリットがあります。しかし、村から直接望める山は、コンデリ(6,186m)とタムセルク(6,618m)のみです。

ナムチェから50分ほど登った丘にあるシャンボチェのロッジは、山岳展望が抜群です。

その代り、そこにはロッジは一軒あるのみです。

さらに奥のタンボチェでの連泊も一案ですが、あとはどれだけの日数を取れるかです。

朝日や夕方の写真をしっかり押さえるためには、ナムチェ近郊のシャンボチェにしっかり腰を据えて何連泊かして、撮影に集中して臨むのはお勧めです。

タンボチェ往復するためには、それなりの体力を消費しますので、トレッキング目的であれば良いですが、山岳写真が目的となると条件も変わってきます。
しかし、多少の苦労を積み増して行くだけの事もあり、タンボチェでの山岳展望も抜群です。
悩ましいところですね。

山岳写真の撮影に本気で臨むとなると、トレッキングとは旅程も異なってきます。
撮影対象やテーマをある程度絞り、撮影専門の旅行で行けば、トレッキング・ツアーで行くよりも良い写真が撮れるでしょう。

●【ネパール・ヒマラヤ】エベレスト街道トレッキング②(ナムチェ~タンボチェ)
●【ネパール・ヒマラヤ】エベレスト街道トレッキング(ルクラ~ナムチェ)
ネパール・ヒマラヤ専用ページ





カトマンズでは、日本語ガイドがご案内

エベレスト展望トレッキング:ナムチェからタンボチェへ

ラパスの展望台で望む、霊峰イリマニの日没

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