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コバルトブルーの青い足:アオアシカツオドリ
太平洋の絶海の孤島ガラパゴス諸島では、独自の進化を遂げた生き物が多く生息しています。哺乳類も鳥類も天敵が全くいないことから人をも恐れず、まるで楽園のような島です。
このガラパゴス諸島でアイドルのような存在といえば、アオアシカツオドリでしょう。鮮やかなコバルトブルーの水かき足が目立ち、ガラパゴス諸島で最も愛されている鳥です。
人を恐れないために、かつては食用に乱獲されましたが、今は保護されていることから、ガラパゴス諸島の全域に生息しています。
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子育てシーズンを迎える6~7月
7月は子育てシーズンで多くのアオアシカツオドリの雛がいました。地面に雑に営巣するために、巣というほどのものは作らずに雛を地面に放置しています。親鳥が食料を取りに行っているために、雛鳥一羽で佇む光景もたくさん目にしました。
人の存在は少し気になる様ですが、まったく恐れずにキョトンとしています。雛鳥の足は、親鳥とは対照的に真っ白です。この足が青くなるころが巣立ちの日となるのでしょう。
3種類のカツオドリ
ガラパゴス諸島には、3種類のカツオドリが生息しています。最も繁栄しているのが、このアオアシカツオドリです。赤い足のアカアシカツオドリは樹上に営巣するので少し観察しづらく、最も大きなマスクカツオドリは一日の大半を海で過ごすために観察が難しい鳥です。
レジェンド号クルーズで巡るガラパゴス諸島
年間を通して巡るレジェンド号クルーズでは、アオアシカツオドリの営巣地も訪問します。一日2回の上陸では、小さな班に分けて、国立公園のナチュラリスト・ガイドが同行します。
ガラパゴス諸島の美しい部分だけを効率的に巡るクルーズは、ガラパゴス諸島で最もお勧めの旅の形です。