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中南米における「新型コロナウィルス」
世界規模で広がる「新型コロナウィルス」の感染において、南米大陸は最も影響が少ない地域ですが、最近ブラジルにおいて1人の感染者が報告されました。
多くの国が入国での「自己申告」が基本となっていますが、虚偽への法的罰則が含まれる「宣誓書」への記載を求める国や、日本国内の感染者数の拡大によっては日本人の入国に対して規制をする国も出てきています。
中南米の旅行を予定の方は、常に最新情報を確認するようにしましょう。
また、中南米に向かう「経由国」の情報も必ず確認するようにしてください。
下記は2/28現在の最新情報として、弊社が持つ情報を記載します。
※状況は常に変動していますので、この情報はあくまで参考としてご覧ください。
※詳細な情報は、各国のの関連機関、または日本大使館が発表する情報など、ご自身でご確認ください。
南米
アルゼンチン
コロナウィルスの感染は報告されていません。
アルゼンチン内に着陸するフライトの乗客に疑わしい症状がある場合には隔離される可能性があります。
また、イタリアからの到着フライトは、通常のターミナルと異なり、機内では宣誓書の配布と問診も行われます。
ブラジル
コロナウィルスの感染は1件だけ発生しています。
ブラジルに着陸するフライトの乗客に疑わしい症状がある場合には、隔離される可能性があります。
ペルー
コロナウィルスの感染は報告されていません。
ペルーに着陸するフライトの乗客に疑わしい症状がある場合には、隔離される可能性があります。
ボリビア
コロナウィルスの感染は報告されていません。
ボリビアに着陸するフライトの乗客に疑わしい症状がある場合には、隔離される可能性があります。
2/4にはコロナウィルスの感染が疑われる日本人3人が隔離される事例が発生しました。3人の検査結果は陰性で同日中に開放されています。
チリ
コロナウィルスの感染は報告されていません。
チリ入国時に、過去6か月間に滞在した国を明記する宣誓書に署名する必要があります。
コロナウィルスの影響を受ける国(ヨーロッパやアジアなど)からの渡航者は、健康検査が行われます。
エクアドル
コロナウィルスの感染は報告されていません。
エクアドルに着陸するフライトの乗客に疑わしい症状がある場合には、隔離される可能性があります。
中国、イタリア、イラン、韓国からの乗客は、到着時に簡単な健康診断を受ける必要があります。
コロンビア
コロナウィルスの感染は報告されていません。
過去14日以内に中国、韓国、日本、イラン、シンガポール、タイ、マレーシア、イタリアに滞在した人は、別室での問診を受ける必要があります。
中米・カリブ海
メキシコ
空港での感染警戒を実施しています。
キューバ
入国時に、アジアでの滞在歴のある人に対して問診が行われています。また、入国の全渡航者に、デジタル体温計での健康検査が行われます。
グアテマラ
グアテマラに着陸するフライトの乗客に疑わしい症状がある場合には、隔離される可能性があります。
パナマ
入国時に問診票の記載が必要となります。
中国から入国する人には、15日間の自宅隔離措置を課しています。
日本からの渡航者は自宅隔離措置等の対象に含まれておりません。
ホンジュラス
過去14日以内に新型コロナウイルスの症例が確認された国にいた旅行者は全員、14日間の隔離措置となります
コスタリカ
入国時に発熱などの症状が確認される場合には検査を受ける必要があります。
トリニダード・トバゴ
中国、日本、イラン、イタリア、韓国、シンガポールからの出発が14日以内の渡航者は、入国禁止となっています。