パタゴニアとアンデス山域の気候的な特徴は、一日の中に寒暖の差が大きくあることです。
晴れているか曇っているかで、気温も大きく異なります。
分厚いアウター一枚よりも、重ね着で細目に脱着することが重要なのは、前回の「ベースレイヤー」編で紹介しました。
ミッドレイヤーとしてフリースを着て、それでも寒いことはよくあります。
その時に、アウターとしてインサレーション(インナーダウン)=パタゴニア・ダウン・セーターを出せると便利です。
分厚いダウンはかさばりますが、インナーダウンはコンパクトに収納できます。
たとえば、トレッキングであればキャンプ地に着いてからの休憩の時、あるいは夜明けや日没を待つ時間帯など、
主に体を動かさない時に重宝します。
4WDでウユニ塩湖やアタカマ高地をオーバーランドする時には、車外に出る時に重宝するでしょう。
どちらにせよ、体を動かしている時にインナーダウンを着ていては汗をかくので、「屋外で動かない時」に使用する頻度が高いです。
そして、アンデス山域では、ダウンを着るほど寒い時期は、総じて「乾燥」しています。
そう考えると、パタゴニアとアンデス山域でダウンに求められるのは、「携帯性」と「保温性」です。
私が10年ほど愛用しているのは、patagoniaのDown Sweaterです。
生地も強く、藪の中で枝にこすれても、そう簡単には破けないものです。
上記のダウンは、まだまだ使用できますが、下記のフード付きも買いました。
パタゴニアとアンデス地域では、「動かない時」に着ることが多いので、フード付きの方が保温性が高いので気に入っています。