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ヒガンバナ科ロドフィアラ属「アニャニュカ」
南米チリのアタカマ砂漠は、南北1000km、東西の幅は約160kmという細長い砂漠です。
この砂漠の南では、エルニーニョ現象に連動して約4年ほどに一度、約10日間ほど、砂漠は花で覆われます。
地平線まで砂漠を覆う花で、紫色の花「パタ・デ・グアナコ」が大半です。
しかし、それ以外にも実に多くの花が咲きます。
たとえば、海岸地帯では黄色い花、ヒガンバナ科ロドフィアラ属「アニャニュカ」が綺麗です。
この花も発芽とともに一気に茎を伸ばすようで、葉はわずかです。
花を咲かせるためだけに、短期間に発芽から開花へと進むのでしょう。
太平洋から吹くそよ風に、アニャニュカはゆらゆらと揺れていました。
同じ種類の花だけではなく、ほとんどすべての種類の花が同時に咲き、砂漠を埋め尽くします。
「エルニーニョ現象」という自然現象に合わせて、まるで示し合わせるかのように一斉に生命を咲かせす。