Loading

風景写真家・松井章のブログ

ペルー・インカを象徴する花:国花カントゥータ(ハナシノブ科)

ペルーの国花「カントゥータ」

ペルーの国花「カントゥータ」は、ハナシノブ科カンツア属の常緑木です。美しい赤と黄の二色の花は、ペルーを象徴する花として愛されています。

標高2500-4000mほどの標高を好むカントゥータは、クスコ周辺には特に多く、中央広場(アルマス広場)で見ることも可能です。

インカ時代から聖なる花として珍重されたカントゥータは、ペルー独立の象徴として、まさに国花なのです。

インカを象徴する花としては、同じインカ系のボリビアでも、国花としてカントゥータを愛しています。
その“赤”は、生贄として捧げられた血の色ともいわれるほどに、深紅です。

可憐で大胆なカントゥータの美しさは、アンデス山脈の生命を象徴しているかのようです。

関連ページ(ペルー)

インカ文明の聖なる3種の動物:“巨大な祭壇”ケンコー遺跡(ペルー)

ブランカ山群の名峰ワンドイ:朝日と星空の展望台(ペルー)

関連記事

  1. パタゴニアの風景と「レンズ雲」

    2021.11.27
  2. 《山岳写真》ブランカ山群・ワスカラン国立公園の名峰ワンツァン

    2018.09.06
  3. アルゼンチンの国民的な音楽:タンゴの世界

    2019.04.12
  4. 《動画》ウユニ塩湖:雲と夕日の絶景「塩のホテル」滞在編

    2023.04.02
  5. 北極へ②:北緯78度、極北の町で「探検クルーズ」に乗船

    2022.07.07
  6. コロニアル調の白壁と石畳の街を歩く-クスコ-

    2015.07.25
パタゴニア
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP