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ペルーの国花「カントゥータ」
ペルーの国花「カントゥータ」は、ハナシノブ科カンツア属の常緑木です。美しい赤と黄の二色の花は、ペルーを象徴する花として愛されています。
標高2500-4000mほどの標高を好むカントゥータは、クスコ周辺には特に多く、中央広場(アルマス広場)で見ることも可能です。
インカ時代から聖なる花として珍重されたカントゥータは、ペルー独立の象徴として、まさに国花なのです。
インカを象徴する花としては、同じインカ系のボリビアでも、国花としてカントゥータを愛しています。
その“赤”は、生贄として捧げられた血の色ともいわれるほどに、深紅です。
可憐で大胆なカントゥータの美しさは、アンデス山脈の生命を象徴しているかのようです。