目次
ボリビアの高原都市ラパスの絶景
ボリビアの高原都市ラパスは、標高3700~4000mの盆地にある大都市です。
前インカ時代より、聖なる山として崇められるイリマニ山の麓、富士山の山頂よりも高い場所に、人口100万人を超える人々が暮らしています。
日干し煉瓦で建てた家々が斜面を埋め尽くし、町全体が茶色に見えるほどです。
住民の多数を占める、古代からの文化を継承するアイマラ族やケチュア族の人々は、民族衣装をまとい歩いています。
活気に満ちた町がどこか落ち着いているように感じるのは、イリマニ山を町から望めるからではないかと思っています。
ラパスの人々にとって、精神的な支柱に近い存在が聖なるイリマニ山なのです。