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ボリビア大使館主催「オルーロカーニバルの風景」写真展
2月25日にボリビア大使館が開催した写真展「献身の次元-オルーロ・カーニバルの風景」に招待いただきました。
この写真展は、ボリビアの写真家マルセロ・チャコン氏の写真を集めたものです。臨場感のある写真からは、写真家の自国の文化への愛情がひしひしと伝わってくるようでした。
オルーロのカーニバル
毎年2月下旬に開催される「オルーロのカーニバル」は、ブラジル・リオデジャネイロのカーニバル、ペルー・クスコのインティライミ(太陽の祭り)とともに、南米3大祭りの一つに数えられます。
このお祭りの特色は、カーニバルで練り歩く人たちの「衣装」です。奇抜な衣装を着た人たちが2,3日も踊り続けます。
お祭りは、古代から続くアイマラ族の大地母神・パチャママ信仰に、スペインのキリスト教の聖母マリア信仰が混ざって出来上がりました。
南米では、特にアンデス山脈では2月頃から6月頃にかけて、あちこちでお祭りが開催されています。それぞれの地域に根差した民族衣装を着て、大小の差はありますが、カーニバルとして町を歩きます。
アンデス山脈のお祭りは、不思議なことに、遠くユーラシア大陸のチベット文化圏のお祭りに似ていると、常々思っています。同じ山岳民族で、さらに古い土着の信仰を守っているという共通点はあるものの、この類似にはいつも不思議なものを感じています。
今年はコロナの影響があり限定的ですが、明日からお祭りが開催されるそうです。
テレビ放映のご案内:NHK教育「旅するためのスペイン語」
NHKテレビ「旅するためのスペイン語」にて、このお祭りが紹介されます。
◎3月1日(火)NHK教育23:30~24:00
◎URL:https://www.nhk.jp/p/spanish-tv/ts/7PLVNN1MJ2/
【動画】ボリビア絶景集:ウユニ塩湖~アンデス~チチカカ湖旅行/癒しの風景写真
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