今年の9月上旬に出現したアタカマ砂漠の花園は、ここ数年でも一番の当たり年であったようで、砂漠は花で満たされました。
ツアーに同行した現地ガイドから、撮影した写真が届きました。
今年の花園の特長は、開花の時期が異なる花々が一斉に咲いたことでしょう。
紫の花(パタ・デ・グアナコ)を始め、アオイ科(マルビージャ)など、一つの花が砂漠に咲き乱れる期間は、1週間から10日間ほどで、花ごとに開花の時期は少しずつ異なります。
特に、深紅の雪洞のような花「ガラ・デ・レオン」は、砂漠の花が枯れた頃に咲く最後の花です。
今年は、これらの花をまとめて見ることができたので、現地ガイドは少し興奮気味でした。
雨季から乾季にかけて、毎月の降水量と気温の絶妙な積み重ねで、砂漠に花畑が出現する条件が整います。
その奇跡のような瞬間はわずかな期間ですが、一斉に咲き乱れる花々の生命力から、とてつもないエネルギーを受け取ることができます。
そんな瞬間に立ち会うことができなたら、それは一生に一度あるかどうかの幸せなことかもしれません。
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