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風景写真家・松井章のブログ

砂漠を花が埋め尽くす「アタカマ砂漠の花園2017」


2年ぶりにアタカマ砂漠に巨大な花園が現れました。今年の花園は、近年まれに見る当たり年のようです。

わずか10日間の花園がいつ現れるか、日々の降水量などのデータを基に日付を設定するのは、なかなか緊張感があります。半年前から降水・気温ともに順調に推移したことで、先週は一斉に芽吹いたわけです。

花季の異なる花が同時に咲いたのも、今年ならではです。通常では砂漠を埋めつくす花が散って数週間後に、紅い雪洞のような花(ライオンの爪:ガラ・デ・レオン)が谷に咲くのですが、今年は同時に咲きました。

砂漠を赤紫に染めた花は、スベリヒユ科のパタ・デ・グアナコです。そして、薄紫の花はアオイ科のマルビージャです。

お客様1名と現地コーディネーターの2人で、花園を満喫していただけました。

アタカマ砂漠の花園:専用ページ

●専用ページ:アタカマ砂漠の花園

本日完成のアートパネル(額装写真)レンソイスの白砂漠と入道雲

アラスカ・デナリ国立公園の最深部に滞在:キャンプ・デナリ

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