2年ぶりにアタカマ砂漠に巨大な花園が現れました。今年の花園は、近年まれに見る当たり年のようです。
わずか10日間の花園がいつ現れるか、日々の降水量などのデータを基に日付を設定するのは、なかなか緊張感があります。半年前から降水・気温ともに順調に推移したことで、先週は一斉に芽吹いたわけです。
花季の異なる花が同時に咲いたのも、今年ならではです。通常では砂漠を埋めつくす花が散って数週間後に、紅い雪洞のような花(ライオンの爪:ガラ・デ・レオン)が谷に咲くのですが、今年は同時に咲きました。
砂漠を赤紫に染めた花は、スベリヒユ科のパタ・デ・グアナコです。そして、薄紫の花はアオイ科のマルビージャです。
お客様1名と現地コーディネーターの2人で、花園を満喫していただけました。
目次
アタカマ砂漠の花園:専用ページ
●専用ページ:アタカマ砂漠の花園