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ペルーの白亜の古都:アレキパ
ペルーのクスコに次ぐ美しさを誇る街といえば、アレキパが挙がるでしょう。
白亜の都市とも呼ばれるアレキパは、白壁の旧スペイン・コロニアル調の建物が並ぶ古都です。
スペイン人の侵略の前にも、インカ帝国の時代から都の一つとして栄えてきました。
アレキパの大きな特徴は、周囲に多くの火山があることでしょう。
街のどこからもミスティ山が富士山のような円錐形の火山を見ることができます。
この火山と古都という組み合わせが、アレキパをより美しくしているのだと思います。
弊社では中央広場に面する宿をお勧めしています。ホテルの屋上から中央人場とカテドラル、そして火山をセットに望めるからです。
近年は治安が大変よくなっていますので、街歩きも安心です。
旧市街の白壁の街角を楽しみつつ、巨大な修道院・サンタカタリナがお勧めです。
修道院の中には、小さな古都がまるごと一つ入っています。
かつては修道女が暮らすために増築を重ねて現代にいたるわけです。
修道院の中の街は、赤と青に壁が塗られています。
標高2300mで乾燥した街に差し込む太陽光線は、この青や赤の壁を、得も言われぬ美しさに仕立ててくれます。
ちょっとした幻想の世界です。
今年から、クスコ/チチカカ湖を結ぶ寝台鉄道も繋がりますので、ペルー旅行では欠かせない場所として、アレキパはさらに注目されるでしょう。
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