Loading

風景写真家・松井章のブログ

アルミランテ・ブラウン基地に迫る氷河:パラダイスハーバー


アルゼンチンのアルミランテ・ブラウン観測基地は、氷河に取り囲まれた湾の片隅で、迫りくる氷河に飲み込まれてしまいそうな場所にある。

かつて捕鯨基地の要衝として重要な場所であったが、今では観測基地として運営され、ときおり南極クルーズ船が訪れる静かな場所だ。

小さな岬の突端の小屋の屋根は、アルゼンチンの国旗の色に塗られている。

アルゼンチンの国旗は、サッカーでよく見るのではないだろうか。

上下の青は、海や国土(大地)を表すと同時に、アルゼンチン人が持つ正義や友情への信念を表している。
そして、中央の白色は、首都ブエノスアイレスに流れる大河ラプラタ川を現すらしい。

背後に迫る巨大な氷河の前では、この小屋はあまりにも小さく、自然の前での人間の無力さをデフォルメするかのようだ。

アルミランテ・ブラウン基地では、クルーズのカヤック・チームが早速カヤックを漕ぎ始めた。

ゾディアックボートに分乗した我々は、クルーズ終盤のハイライトである、「パラダイス・ハーバー」へと向かった。

「探検船で行く南極クルーズ」記事集

「探検船で行く南極クルーズ」記事集



ルメール海峡を抜けて:氷塊の楽園に遊ぶアザラシ

《モノクローム写真》アンデス先住民・ケチュア族の暮らし:ブランカ山群

関連記事

  1. 写真コンテスト入選/「パタゴニア」&「南極」2作品

    2018.02.26
  2. 南極の氷海に浮かぶ氷の神秘

    2020.07.09
  3. 中南米「新型コロナウィルス」の対策・状況の最新情報2/28

    2020.02.28
  4. 写真展の展示写真「北極の氷河」

    2022.12.22
  5. 南極のアザラシの楽園・クーバービル島/南極クルーズ

    2017.03.18
  6. 南極半島の野生動物:ウェッデルアザラシの昼寝

    2020.11.09
パタゴニア
2025年1月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP