Loading

風景写真家・松井章のブログ

ビタミン豊富なツツジ科 チャウラ(ムルタ)の実:パタゴニアの植物

1.jpg
パタゴニアを歩くと、足元のブッシュに、赤い実を見かける。
よく目にする赤い実は、二種類だろうか。どちらも強風に順応した背の低い灌木だ。
一つは、パチンコ玉ほどの大きさで、チャウラ(または、ムルタ)と呼ばれる。カラファテの実と同じくらいに、パタゴニアで親しまれる木の実だ。年に2回の収穫ができるので、夏から秋にかけて、この実を見つけるのは簡単だ。
このチャウラは、食べることができる。
食感はリンゴに似ていて、甘酸っぱい。とてもビタミンが豊富らしい。
山を歩いていると、ついついつまみ食いしながら歩いてしまう。
枝に棘が無いので、取りやすいのだ。
ツツジ科シラタマノキ属のチャウラは、白い小さな鐘のような花をつける。同じツツジ科のツガザクラの花に、とても似ていて美しい。
この花の写真をまだ撮れていないので、いつか写真に収めたいものだ。
*Chaura (Murta) / Gaultheria mucronata
2.jpg
3.jpg

春のパタゴニアのシンボル:カラファテの花②

ガンコウランの仲間「ムルティージャ」の赤い実:パタゴニアの植物

関連記事

  1. フィッツロイとセロトーレを望む展望の丘②

    2015.05.29
  2. マルコーニ峠の絶景の宿営地:パタゴニア氷原

    2015.05.18
  3. 【パタゴニア】旅する気分を感じるために

    2013.02.21
  4. ペリトモレノ氷河:2年ぶりの急激な前進「ルプトゥーラ」

    2018.03.12
  5. アルゼンチン・パタゴニアの牧童「ガウチョ」の騎馬祭

    2017.04.25
  6. アンデス山脈のシンボル:巨鳥コンドルの生態

    2019.12.18
パタゴニア
2024年12月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP