フィッツロイ山麓の森を歩いている時に、ランの一種イエローオーキッドを見かけた。
鮮やかな黄色で、派手に何輪もの花を付けているので、とても目立つ。
パタゴニアの夏に咲く花だが、そう何度も見かけたことはないので、見つけたなら運が良い方だろう。
この時期、パタゴニアの昼間は最も長くなる。
夜10時を過ぎてもまだ明るいので、生活のリズムもついつい遅寝早起きとなってしまう。
白夜に近い太陽の動きを体感すると、パタゴニアが“極南”であることを改めて実感できるだろう。
*Orquidea Amarilla: Gavilea Litoralis