Loading

風景写真家・松井章のブログ

中部パタゴニア:セロ・カスティージョから、ヘネラル・カレーラ湖へ

1.jpg
2.jpg
「手の洞窟」から望むセロ・カスティージョには、先住民の視点を仮想する物語性があった。
セロは「峰」、カスティージョは「城」を意味するスペイン語だ。
中部パタゴニアも、アンデス山脈を境に太平洋側は降水量が多いので、セロ・カスティージョのすぐ南には、パタゴニア北部氷床が形成された。
フィッツロイやパイネ周辺の南部氷床と同じく、無数の氷河の水源地だ。
氷床の東側には、巨大な湖ヘネラル・カレーラ湖(チリ名)がある。アルゼンチン名は、ブエノスアイレス湖だ。湖の西岸には“青い洞窟”として少し有名な「カピージャ・デ・マルモル」がある。
湖の東岸に抜けると、気候は乾燥したステップ気候に変わる。パタゴニア独特の草原が果てしなく広がる。
南部パタゴニアまでは陸路で約20時間、この大草原がひたすら続く。
3.jpg
4.jpg
5.jpg
6.jpg

先住民テウェルチェ族の岩屋「手の洞窟」②

秋のパタゴニア:フィッツロイ山麓が色づく紅葉①

関連記事

  1. パタゴニア・パイネ国立公園:定点観測で撮影する千変万化の絶景

    2020.07.17
  2. いよいよ深まる紅葉の色彩:秋のフィッツロイ山麓

    2014.04.17
  3. アンデス山脈のシンボル:巨鳥コンドルの生態

    2019.12.18
  4. パタゴニアの民族史② 牧場(エスタンシア)の開拓民

    2013.02.09
  5. 数千年の歴史をもつテウェルチェ族の岩屋「手の洞窟」①

    2015.08.13
  6. 《初心者も歩ける》パタゴニアの名峰フィッツロイ展望ハイキング

    2018.10.22
パタゴニア
2025年2月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
2425262728  

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP