Loading

風景写真家・松井章のブログ

先住民テウェルチェ族の岩屋「手の洞窟」②

3.jpg
岩屋に行ってみると、なぜそこに先住民が住みついたのか少し理解できる。
一番重要なのは、風が吹き込まない事だろう。
強風が吹き荒れるパタゴニアだが、岩屋(半洞窟)の周囲では空気が止まっていて静かだ。そのような場所では森も育ち、乾燥したパタゴニアではオアシスのような場所になる。
先住民が暮らしていた場所で、先住民が見たはずの同じ景色を見る。
早春の中部パタゴニアは、まだ訪れる人も少ない。
誰もいない岩屋の高台で横になり、強風に打たれながら、しばらくのんびりと景色を眺めていた。
針峰セロ・カスティージョは、まだまだたっぷりの雪に包まれている。
4.jpg

数千年の歴史をもつテウェルチェ族の岩屋「手の洞窟」①

中部パタゴニア:セロ・カスティージョから、ヘネラル・カレーラ湖へ

関連記事

  1. 写真コンテスト入選/「パタゴニア」&「南極」2作品

    2018.02.26
  2. シュティフター「水晶」の世界観/パタゴニアの聖地フィッツロイ

    2018.08.07
  3. クリスティーナ牧場⑤広大な敷地で贅沢な滞在

    2015.10.29
  4. 【パタゴニニア】3月8・9・10日は、トレッキング祭の日です。

    2013.03.08
  5. 映像と感性から掴む夢幻の世界/パタゴニアの夕日の感動

    2018.07.30
  6. 【4K動画】南米パタゴニアの絶景:名峰フィッツロイと南極ブナの原生林

    2020.03.06
パタゴニア
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP