ヤンガヌコ谷の手前で、小さな村に立ち寄った
村からは、ヤンガヌコの深い谷とアンデスを望めるが、あいにく厚い雲に覆われていた。
雲間から、ときどきワンドイとワスカランが姿を現す。
この天気では、これから向かうわずか数キロ先の谷の中は、きっと寒さも厳しいことだろう。
雨季に見られるような大きな入道雲が、キヌアの畑の向うに分厚く浮かんでいた
例年よりも、今年は少し雨季明けが遅れているようだ
冬至の前、乾季の初めは収穫の季節だ。
実りへの感謝と次の季節への祈りを込めて、この時期はアンデス各地で祭が行われている。
近くの集落からも、祭を祝う号砲が聞こえてきた。
●「ブランカ山群」:https://www.andina-travel.com/peru5.html