Loading

風景写真家・松井章のブログ

嵐の予兆はセレトーレから始まる:パタゴニア

1.jpg
フィッツロイ山群で天候が悪化するときには、フィツロイよりも先に、セロトーレが雲に包まれることが多い。
空は概ね晴れているが、分厚い雲がセロトーレだけを不気味に覆っていることがよくある。セロトーレ付近が、台風のような強烈な嵐に見舞われる時の天気だ。
パタゴニア大陸氷床から流れてきた悪天の影響をまず最初に受けるのは、氷床に直に接しているセロトーレであるからだ。フィッツロイにも雲がかかり始めると張り付くように雲は離れなくなってしまう。急激に天候が悪化する予兆の一つであるだろう。
2.jpg
3.jpg

パタゴニア:秋のウエムル氷河と森

牙を剥くパタゴニアの暴風:フィッツロイ峰にて

関連記事

  1. 白夜のパタゴニア:フィッツロイ峰で望む長い夕日

    2017.05.10
  2. パタゴニア・フィッツロイ峰の歴史:先住民テウェルチェ族

    2016.11.09
  3. パンゲア大陸に遡るパタゴニアの樹木「南極ブナ」の歴史

    2015.09.15
  4. 「カレンダー2018 パタゴニア&南極」トラベルクラブ特典

    2017.10.07
  5. 風と雲が作り出す幻想風景:パタゴニア・パイネ国立公園の夕日

    2020.12.10
  6. 2011パタゴニア旅行 ⑥ヘルシンガー牧場(その二)

    2012.02.12
パタゴニア
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP