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風景写真家・松井章のブログ

地平線まで白い大氷原に辿り着く

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パタゴニア南部氷原(大陸氷床)

大陸氷床に上がると、世界は実にシンプルとなる
“見る”と“聴く”という感覚も極端に単調となり、ある意味では研ぎ澄まされると思う
見ると言っても、大氷原にある色は白と青がほとんどで、
聴くと言っても、足音と風の音だけが聴こえる
とても美しい所だが、苛烈なのだ
大陸氷床に来るためには、必要とされる体力や経験値も高い
なによりも、天候が一度荒れれば敗退や停滞も十分あり得る過酷な場所だ
天候に恵まれる運が、きっと決め手となるだろう
そのような苛烈に無情な環境ではあるが、晴れて大陸氷床に辿りつけば、そこには、
とてつもない景色が待っている
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天空の氷原を目指して:パタゴニア南部氷原

氷河の成り立ちを辿る壮大なトレッキング:パタゴニア氷原

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