Loading

風景写真家・松井章のブログ

地平線まで白い大氷原に辿り着く

1.jpg

パタゴニア南部氷原(大陸氷床)

大陸氷床に上がると、世界は実にシンプルとなる
“見る”と“聴く”という感覚も極端に単調となり、ある意味では研ぎ澄まされると思う
見ると言っても、大氷原にある色は白と青がほとんどで、
聴くと言っても、足音と風の音だけが聴こえる
とても美しい所だが、苛烈なのだ
大陸氷床に来るためには、必要とされる体力や経験値も高い
なによりも、天候が一度荒れれば敗退や停滞も十分あり得る過酷な場所だ
天候に恵まれる運が、きっと決め手となるだろう
そのような苛烈に無情な環境ではあるが、晴れて大陸氷床に辿りつけば、そこには、
とてつもない景色が待っている
2.jpg
3.jpg

天空の氷原を目指して:パタゴニア南部氷原

氷河の成り立ちを辿る壮大なトレッキング:パタゴニア氷原

関連記事

  1. パタゴニアはもうすぐ春

    2023.09.08
  2. サンマルティン湖の牧童・ガウチョ(パタゴニア)

    2016.05.28
  3. パタゴニア・フィッツロイ山麓:秋は秋らしく静かに暮らす

    2014.11.10
  4. ペリトモレノ氷河:2年ぶりの急激な前進「ルプトゥーラ」

    2018.03.12
  5. 数千年の歴史をもつテウェルチェ族の岩屋「手の洞窟」①

    2015.08.13
  6. パタゴニア:秋のフィッツロイ・トレッキング

    2016.03.25
パタゴニア
2025年2月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
2425262728  

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP