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風景写真家・松井章のブログ

パタゴニア氷原を取り巻く、この世あらざる景色

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台風のような嵐の翌日、雨雲は飛び去り、パタゴニア南部氷原(大陸氷床)では珍しい“晴天”が訪れた
風の音が消え去り、聞こえる音は雪を踏みしめる足音だけの静寂で、耳鳴りが気になるほどだった。
東西は屏風のように屹立するアンデス山脈に挟まれて、氷原は南北に果てしなく続く
「直観とは魂でものを見ることだ」という言葉がある
全ての出会いは、この直観に多分に突き動かされるものだろう。
なぜこの異界との接点のようなパタゴニアに惹かれるのかも、その直観によるものだ
そうであれば、世界の細部に宿る何かに反応する自分の直観こそが、神様なのかもしれない
天国のような真っ白な雪原で、山と大空を見上げていると、こうしてパタゴニアにいる自分が不思議に思えてならないのだ
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フィッツロイ山麓の清冽な水を飲む

パタゴニア氷原の上空に現れる幽玄な雲

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