Loading

風景写真家・松井章のブログ

パタゴニア・フィッツロイ直下のトレス湖で、朝日を待つ

1.jpg
秋のパタゴニアは、夜明けの時間もだいぶ遅くなっています。陽が出て明るくなるのは、8時をゆうに過ぎる時間です。
朝の3時頃、チャルテン村を出てトレス湖を目指します。
暗闇で、景色はもちろん見えないので、ひたすら考え事をしながら、ときどき星空を見上げたり
未明の寒さは厳しく、前日に降った雪が全て融けていますが、その水たまりがびっしりと固い氷に変わっています。真っ黒に鈍く光る氷に気を付けながら、一歩一歩慎重に最後の斜面を登ります。
薄暗いトレス湖で、寒さに震えながら贅沢にフィッツロイの夜明けを待つ
これほど贅沢に静かに熱狂できる時間は、人生でそう何度も味わえないだろうと考えたりします。

降雪を繰り返し秋と紅葉が深まる:パタゴニア

ペリト・モレノ氷河:前進・後退を繰り返す不思議

関連記事

  1. パタゴニアに暮らすカウボーイ「ガウチョ」

    2024.05.11
  2. フォト・ギャラリー「チリ」:新ページのご案内

    2020.05.06
  3. パタゴニアの風景と「レンズ雲」

    2021.11.27
  4. フラミンゴの不思議な生態

    2022.05.03
  5. 世界で3番目に大きな氷塊:パタゴニア南部氷原

    2019.12.10
  6. アルゼンチン・パタゴニアの牧童「ガウチョ」の騎馬祭

    2017.04.25
パタゴニア
2025年1月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP