Loading

風景写真家・松井章のブログ

セロトーレの氷河湖で待つ黎明と朝日:パタゴニア

1.jpg
未明の真っ暗闇の中、トーレ湖のモレーンを登る。
湖の畔にたたずみ、セロトーレが真っ赤になるモルゲンロートを待ちます。
フィッツロイ山群でも特に風が強いセロトーレで、耳が痛くなるような静寂の中で夜明けを待てるのは、めったにない幸運です。
日中は多くのトレッカーが訪れるトレイルも、夜明けの時間には、ほぼ無人です。
星空が徐々に白けて行き太陽が出るまでの時間が、地球が最も静かな時間帯なのかもしれません。
誰もいない静寂の中で、セロトーレを望む。人生で幾度もない幸福な時間の一つです。
2.jpg
3.jpg

前進するペリト・モレノ氷河が作る氷のアーチ

フィッツロイ山麓:コンドル湖のプライベート・ロッジ①

関連記事

  1. 『白いオオカミ ~北極の伝説に生きる~』伝説の写真家の傑作

    2018.06.05
  2. 暴風圏の樹木:パタゴニアで繁栄する「南極ブナ」

    2015.09.16
  3. パタゴニア開拓時代に移植されたサーモン・トラウトの歴史②

    2014.12.24
  4. フラミンゴの不思議な生態

    2022.05.03
  5. パタゴニア原生林のコンドル・ロッジとカヤック・ツアー(フィッツロイ)

    2018.06.19
  6. 薄明のパタゴニア・フィッツロイ峰:知覚できない領域へ

    2018.09.14
パタゴニア
2025年1月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP