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レンソイス砂漠の畔に群生する「世界一巨大なマングローブの木」
ブラジルのレンソイス砂漠の畔、汽水域に生息するマングローブは、樹高が約30mに達する世界一背の高いマングローブです。汽水域とは、海水と淡水の混ざる水域のことを言います。
樹上から水面に向けて、多くの支柱根と呼ばれる根を下げて、樹高の割に細い幹を支えます。
そして、地中からは気根と呼ばれる根を水面に出し、呼吸もしています。
干満の大きな差のある不安定な砂場で、マングローブが生き残るための戦略です。
マングローブの林には、レンソイスの砂が押し寄せてきています。
砂漠と森の静かな戦いの最前線なのです。
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