Loading

風景写真家・松井章のブログ

レンソイス砂漠の造形美:極小の風紋と極大の砂丘(ブラジル)

1.jpg
晴れた昼間のブラジル・レンソイス砂漠には、真っ白な純白の砂丘が広がります。白い砂は石英です。高さ20メートル前後の砂丘が延々と波打つように連なり、レンソイスの語源の通り、風に揺れる巨大な“シーツ”をイメージさせます。

乾季の砂漠とはいえ、時には雨が少し降ったりします。雨が染み込むと、真っ白の砂漠も少し黄土色に変わり、表面は固くなります。

そこにレンソイスならではの強い風が吹き始めると、何か一定のリズムでもあるかのように砂漠の表面を削り、見事な風紋が生まれます。

北東の大西洋から強風が吹き続けるレンソイスでは、こうして小さな風紋から、巨大な砂丘までを作りあげています。
2.jpg

ブラジル:エリア紹介ページ

関連動画:レンソイス縦断トレッキング3日間

3.jpg
5.jpg
6.jpg
4.jpg

レンソイスの野鳥:プレギサス川の赤い鳥“ショウジョウトキ”

レンソイス砂漠:2万個の湖の華麗な色彩変化(ブラジル)

関連記事

  1. 白砂の砂漠を歩く、レンソイス縦断トレッキング

    2016.07.11
  2. レンソイス砂漠に生きる野生動物の営み(ブラジル)

    2016.07.20
  3. ブラジル・マラニョン州の古都サンルイスの歴史

    2025.03.23
  4. 白い砂漠の夕景:レンソイス縦断トレッキング(ブラジル)

    2016.07.15
  5. レンソイス砂漠を作り上げた大西洋の貿易風(ブラジル)

    2015.04.12
  6. 戦後・南米移住:敗戦から新天地までの道のり

    2024.11.22
パタゴニア
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP