Loading

風景写真家・松井章のブログ

インカの天然染料:ウチワサボテンの虫、コチニージャ

1.JPG


2.JPG
インカ帝国末裔のケチュア族・アイマラ族は、色彩豊かな民族衣装をまといます。
鮮やかな色の元は、もちろんかつては全て天然でした。
たとえば、サボテンに付く虫・コチニージャ(コチニール・カイガラムシ)からは、“赤”の染料が取れます。
ウチワ・サボテンが白くなっている場所をよく見ると小さな虫がたくさん張り付いています。
この虫を集めて、すり潰して、赤紫色の体液を集めます。
そして、ぐつぐつと熱湯で染色をすると、鮮やかな“赤”が生まれます。
インカ時代には、このコチニージャは養殖されていたそうですが、元をたどれば、はるか昔のプレ・インカから続く古代の伝統法なのでしょう。
3.JPG
4.JPG

ブラジル・レンソイス砂漠:旅の3つのポイント

マチュピチュの軽ハイキング・ルート:「太陽の門」

関連記事

  1. ナスカの地上絵とパルパの地上絵:遊覧飛行の新コース

    2019.06.14
  2. アンデス高原鉄道②:過ぎ行くアルティプラーノの景色

    2015.08.08
  3. ウルタ谷の花畑にて、シェフの贅沢な昼食ピクニック

    2015.07.11
  4. マチュピチュ遺跡へ歩く:インカトレイル・トレッキング

    2018.10.16
  5. 南米アンデス・トレッキング④:専属ガイド同行『インカトレイル』

    2015.12.10
  6. マチュピチュ遺跡を巡る③:“居住区”の建物群とワイナピチュ峰の絶景

    2020.09.25
パタゴニア
2025年1月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

最近の記事

アーカイブ

PAGE TOP