拡大と縮小を繰り返すレンソイス砂漠の畔。砂漠と文明の隙間に細長く伸びるオアシスは、上空から望めば緑の帯のように見えます。
緑の帯は、広大で豊かなカシューナッツの林です。乾季は収穫の季節です。カシューナッツの林を開墾して、マンディオカ（キャッサバ）が植えられています。ほとんど世話をする必要もなく、挿し木で逞しく育つため、ブラジルでは重要な食糧です。
砂漠のオアシスでは、このマンディオカが主食で、ほとんどの料理に使われるそうです。
地鶏とマンディオカで作った郷土料理は、ここが辺境地区とは思えないほどに意外な美味です。
鍋で燻したマンディオカの粉。
まだ燻した熱が残るカシューナッツ
椰子の葉で葺く屋根
関連記事
-
ブラジル・レンソイス砂漠：白と青の世界を歩く
2023.04.24 -
【動画】空撮絶景：レンソイス・マラニェンセス国立公園の幻想風景
2020.03.18 -
レンソイス砂漠を作り上げた大西洋の貿易風（ブラジル）
2015.04.12 -
レンソイスの野鳥：プレギサス川の赤い鳥“ショウジョウトキ”
2015.03.26 -
レンソイス砂漠に生きる先住民と歩く（ブラジル）
2015.04.10 -
「地球のリズム」ブラジル・レンソイス砂漠の劇的な変化
2015.04.06
