フィッツロイ山麓から流れる川の水は、そのまま飲めるほどに清冽です。
セロ・トーレの湖から直接流れてくる川の水は、氷河から溶け込んだ細かいミネラルで濁っています。成分に問題はないのでしょうが、やはり透明な水が良いものです。
氷河から融けて南極ブナの森の土を通過する事で、水が濾過される事から違いが生まれます。
輝く小川を見ながら歩くと心が浮き立つものです。
そして、日本の山でも、このように綺麗な川は、もっとたくさんあるのだと思い出します。
日本は、森と水の国、つまり山の国なのだと、異国に行けば常にしみじみ思うものです。