フィッツロイ山麓ハイキング(チャルテン村から)
パタゴニアのシーズンが、今年も始まりました。年々増える旅行客ですが、フィッツロイ山麓のトレッキング・ルートは、17年前と変わらず良く保護されています。
チリのパイネにも同時に行きたいですが、やはりどちらも同じ深い内容のトレッキングをするには、時間とコストが大きくかかると思います。
「歩く」こと、「トレッキング」をベースに旅行を考えるのなら、下記のような考え方があります。
① チリ側のパイネ国立公園に重点を置き、フィッツロイには軽く行くか。
② アルゼンチン側のフィッツロイに重点を置き、パイネには軽く行くか。
③ フィッツロイとパイネ、2回に分けて行くか
上記の3つの選択肢から選ぶのも良いと思います。
今回は、アルゼンチン側のフィッツロイ山群の楽しみ方の一例をご案内します。
フィッツロイ山群には、フィッツロイ直下へのトレイルと、セロ・トーレ山麓へのトレイル、2つの日帰りルートがあります。どちらも丸一日かけて歩くのがお勧めですので、少なくとも山麓のチャルテン村には2泊は必要です。チャルテン村には、とても簡単な展望の丘への軽ハイキングのトレイルもあるので、天候の予備日とバスのスケジュールを踏まえて、チャルテン3泊がベターです。
チャルテン村の後は、エスタンシア(観光牧場)に行くのもお勧めです。いくつか候補はあります。フィッツロイ展望(遠望)を重視するか、フィッツロイ南面のわずかな展望と山上の湖の乗馬を重視するか、ウプサラ氷河展望を重視するか、パタゴニアの古い開拓時代の雰囲気を重視するか、それによって異なります。エスタンシアによって、アクセスの良し悪しも全く異なり、宿泊料や宿の雰囲気も全く異なります。
まずは、弊社にご相談ください。
セロ・トーレ展望ハイキング(チャルテン村から)
ビエドマ湖沿いのフィッツロイ遠望の牧場から。写真の建物は客室です。
ビエドマ湖の向こうにそびえる、フィッツロイ山群全容
エスタンシアの客室からの展望
開拓時代の雰囲気を残しつつ、現在は観光牧場として経営する牧場(エスタンシア)がいくつかあります。